【インコPBFD】PBFD予防 大切なインコが感染する前に ~ Meau(エムオー)で除菌予防!

オウム目の鳥類の感染症として有名なPBFD。
感染力の強いウイルスで、一羽が感染すると次々と他のインコに感染する恐れがあり、現時点では特定の処置を行っても確実に陰転する方法は存在していない病気です。だからこそ、PBFDは事前に予防しておくことで発症を防ぐことが最も大切と言われています。
今回はPBFDとはそもそもどんなものなのか、また症状や予防についてご紹介します。

インコのPBFDとは?

PBFDとは「Psittacine Beak and Feather Disease」の頭文字をとった病名で、直訳すれば「オウム類嘴・羽毛病」と呼ばれます。
ウィルスの中でも非常に小さいサーコウィルスが原因となり、すべてのオウム目の鳥に感染するウィルス性疾患です。
PBFDは感染力が非常に強くその感染経路は雛鳥が親鳥からの給餌などによるもの(垂直感染)、感染した仲間の鳥の排泄物、分泌物からによるもの(水平感染)があります。

インコのPBFDの症状

PBFDの症状は甚急性期型、急性期型、慢性期型に分けられます。
甚急性期型は生後間もないインコに見られ、症状が現れる前に死亡してしまうことがほとんどです。
急性期型は幼齢期のインコによくみられ食欲不振、嘔吐、下痢の症状が現れます。
慢性期型は脱毛、羽毛の奇形や壊死、また嘴や爪の奇形などの症状がみられます。
他にも2次感染を起こしてしまう可能性や、最悪の場合は亡くなってしまうこともある本当に恐ろしい病気なのです。
冒頭に述べたように、現在インコのPBFDは患ってしまうと特定のワクチンを使っての確実な陰転できる処置が存在しません。その為、PBFDに対しては事前に予防をしておくのが大事だといわれています。

インコのPBFDの予防案

では事前にインコのPBFDを予防するためにはどうしたらよいでしょうか。
PBFDの予防対策に推奨されるのは、インコの周りの徹底した除菌予防を行うことが良いとされています。
普段使用しているケージを始め、噴霧器による空気清浄や飼い主の外出後の手洗い等の予防の徹底などしっかり対策を取りましょう。

定期的な獣医の診察

インコの定期的な獣医の診察は非常に重要です。獣医師はインコの健康状態をチェックし、早期のPBFDの兆候を見逃すことなく対処することができます。

清潔な環境

インコの飼育環境は清潔に保つことが重要です。毎日の掃除や消毒を行い、インコが清潔で健康的な環境で暮らせるようにしましょう。

適切な食事

バランスの取れた食事はインコの免疫力を高めるために不可欠です。栄養価の高い餌やフレッシュフルーツと野菜を与えることで、インコの健康をサポートしましょう。

他の鳥との接触を避ける

PBFDは他の鳥から感染する可能性があるため、他の鳥との接触は避けるべきです。特に野外での飛び交う野鳥との接触は控えましょう。

万一感染の予兆が見られた時

前述した通り、PBFDの初期症状は、羽毛の脱落や異常な羽根の成長などです。もしも鳥にこれらの症状が見られた場合は、まずは獣医師に相談しましょう。そして、感染が確認された場合は、鳥を隔離し、他の鳥への感染を防ぐことが大事です。獣医師の指示に従い、適切な処置を行ってください。

インコのPBFDの予防にオススメなのは?

感染を防ぐための対策の1つとして、中性電解水Meau(エムオー)を使用することがあります。
Meau(エムオー)はバクテリアやウイルスを除菌することができるため、インコの環境やケージの清潔に役立ちます。
※中性電解水Meau(エムオー)は病院では「AP水」という名前で処方されていることもありますが、現在は名前が変わり「Meau(エムオー)」が正式名称です。全国の多くの動物病院でも長い間実績がありますので安心してご使用いただけます。

中性電解水Meau(エムオー)の使い方

Meau(エムオー)を使用するためには、以下の手順に従ってください。

  1. ケージや止まり木など、汚れを通常の方法で洗浄しておきます。
  2. 適量のMeau(エムオー)をスプレーボトルに入れます。
  3. インコのケージや周囲の環境に均等に霧状にスプレーします。
  4. 数分間放置し、Meau(エムオー)が菌やウイルスと反応する時間を与えます。
  5. 最後に、清潔な布でケージや周囲をしっかり拭き取ります。

これにより、Meau(エムオー)の効果を最大限に発揮し、PBFD予防を実施することができます。

中性電解水Meau(エムオー)の注意点

Meau(エムオー)を使って予防する際は、下記の点に気を付けてご使用下さい。

  • 必ず汚れを取り除いた後に使用して下さい。
    Meau(エムオー)は有機物に触れると分解され食塩水に戻ってしまいますので、汚れが残ったままでは除菌・消臭効果が期待できず予防対策として機能しない場合があります
  • 誤飲してもほとんど問題はありませんが、飲用ではございませんので飲ませることはさけて下さい。
  • 肌に合わない場合はご使用を中断し医師にご相談下さい。

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インコPBFDは深刻な病気ですが、早期の対応や予防策をしっかりと行うことで、鳥の健康を守ることができます。愛鳥のためにも、インコPBFDについての知識を深め、適切なケアを行いましょう。皆さんの愛鳥が元気で健やかに過ごすことを心から願っています。

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