愛犬の健康リスクを減らそう!~おもちゃの除菌~
目次
愛犬が遊んだ後、おもちゃをそのまま放置したりしていませんか?
だくさん遊んだ後のおもちゃは多くの場合、愛犬の唾液が付着して汚れがひどい状態です。そんなおもちゃを放置していると、愛犬の健康を損なう結果にもなりかねません。今回は愛犬の健康リスクを減らすべく、おもちゃのお手入れ方法について解説します。
犬の唾液には雑菌がいっぱい
おもちゃを使い続けていると、ニオイが気になることはありませんか?これは犬の唾液に含まれる雑菌が原因です。犬の唾液には人間に感染する菌が含まれる可能性もあるため、日々の衛生管理がとても重要となります。
犬の唾液に潜む雑菌
以下は、犬の唾液に含まれている可能性のある代表的な雑菌の一例です。
- 破傷風菌
- サルモネラ菌
- 大腸菌
- カンピロバクター など
唾液汚れのおもちゃと健康リスク
唾液で汚れたおもちゃを放置したまま雑菌が繁殖すると、愛犬の体内に取り込まれてしまう危険が高まります。特に布製のおもちゃ・ぬいぐるみタイプのおもちゃは濡れると乾燥しにくく、細菌の温床になりやすいため注意が必要です。
雑菌が繁殖した場合、愛犬だけでなく人間にも影響を与える可能性が広がります。特に小さなお子さんがいる家庭では、子どもが愛犬のおもちゃを口に入れるリスクも考えることが大切です。
おもちゃの適切なお手入れ頻度
おもちゃの使用頻度や汚れ具合によりますが、基本的には以下のような頻度でお手入れを行いましょう。
- 汚れが目立ったらすぐに洗う
- 最低でも週に1回は洗浄・消毒
特に梅雨の時期や湿気の多い季節は頻度を増やすことで、雑菌の繁殖を減らすことができますよ。
おもちゃのタイプ別お手入れ方法
洗浄の際は愛犬の健康被害を考慮して、専用の洗剤を使うことが推奨されますが、人間用の洗剤を使用する場合は、成分表を確認し、安全なものを選ぶようにしましょう。
布製のおもちゃ
- 丈夫な生地:お湯で汚れを流した後、洗濯機で洗う
- 重曹を使う:お湯に重曹を溶かし、もみ洗い
- 濡らせないタイプ:ポリ袋に重曹と一緒に入れ、振った後に掃除機で吸い取る
- ロープ製のおもちゃ:熱湯で煮沸消毒したあと、天日干しでしっかり乾燥
ゴム製のおもちゃ
- 汚れをこすり落とし、水洗い
- ノンアルコールの除菌スプレーや重曹水で拭き取り
番外編:手入れが面倒なときの対策
「忙しくておもちゃを洗う時間がない」という方には、以下の対策がおすすめです。
- 使い捨てが可能なおもちゃを使用
- ゴム製など手入れがしやすいものを選ぶ
- おもちゃをローテーションさせて使う
ローテーションすることで、洗浄する時間を確保できるだけでなく、愛犬も飽きずに楽しめます。
※汚れがひどくなった際は早めの廃棄、もしくはお手入れを!
おもちゃを除菌しよう!
遊び終わったおもちゃはきれいに洗うことはもちろんですが、さらに清潔に保つために毎回除菌することをおすすめします。特に水洗いできないおもちゃや、細かい溝などが入った洗いにくいおもちゃの場合、除菌することでいつも清潔を保つことができます。除菌習を慣化することにより、雑菌の繁殖を抑え、家族の健康維持の一助となりますよ。
安全な除菌スプレーの選び方
ペット用の除菌スプレーを選ぶ際は、以下のポイントをチェックしましょう。
- ノンアルコール・無添加のものを選ぶ
- 防カビ・抗菌効果が持続するものを選ぶ
- 食品成分由来のものを優先する
中性電解水 エムオー
「中性電解水Meau(エムオー)」は原料が水と食塩のみのため、人にも動物にも優しく安全性に優れています。また使用後は水に戻るため、愛犬のおもちゃに安心して使うことができます。汚れや臭いなどの原因である雑菌を素早く別の物質へと分解してしまうため、嫌なニオイを元から経つことができる除菌消臭水です。
いかがでしたか?
愛犬の健康を守るためには、定期的におもちゃの清掃・除菌を行うことが大切です。おもちゃのタイプに応じたお手入れ方法を実践し、愛犬が楽しく安全に遊べる環境を整えるために、今日からおもちゃのケアを始めてみませんか?